十人十色、法務部いろいろ(予告編)
今回の日経の囲み記事の「沸騰 法務ビジネス」はそれなりに面白かったんだけど、この手の話をするには実は、企業の法務部の話をしないととんでもない思い違いが生じる場合がある。
かつて、公害訴訟が華やかりし頃は学者の数だけ不法行為学説があるのではないかなどと揶揄する向きもあったのだが、法務部については、実は企業の数だけ法務部があり、そして「他社の法務部を真似する」ことは実は相当非効率な場合が多いのである。
そうすると、かかる企業の数だけ法務部がある分、それぞれの企業と法律事務所の相性というものもあり、その相性をよりよいものにするか、ぶち壊すかも実は法務部にかかっている場合が多いのではないかとろじゃあは仮説を持っているのである。
今日はもう疲れたのでこれぐらいにするが(←もう息切れかよ)、この後何回かにわたって法務部という存在について少し話を進めて見たいと思う。
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