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August 14, 2005

高木彬光作品がまた読みたい。映画も見たいから大映さん、なんとか(^^;)

  カッバノベルスには、ろじゃぁは相当お世話になりました。森村誠一さんあたりが台頭してくる前は、松本清張さんと共に中心的な巨匠だった高木彬光さん。
  なぜか、宇津井健さんの水島弁護士のシリーズのエントリーを書いた後に、なんか無性に高木彬光さんの作品が読みたくなりました。utuiなぜなんだろうと考えていたんですが・・・やっぱりね。ろじゃあの灰色の脳細胞もまだ捨てたもんじゃなかったようで(^^;)。
  「検事霧島三郎」がミッシングリングでした。昭和39年に大映で映画化されてるときの主演が宇津井健さんだったんですよ。この作品の主人公である霧島三郎って役は、結構当時としては難しい役柄だったのではと思うのですが、婚約者の父親である弁護士に殺人の容疑がかかっていてその担当検事であるという設定で。父親の無実を証明しない限り婚約者に会えないという厳しい状況です。んで、
  

婚約者との仲がどうなるかという問題と絡めて謎が解き明かされていくという・・・これ見たいなあ、現物。でも大映からDVD出てないようですねえ。
  この宇津井健さんの検事らしい顔。宇津井さんのはまり役のひとつと言われているのも理解できますねえ。
  この検事霧島三郎シリーズや「波止場の捜査検事」に出てくる近松検事とか、「破戒裁判」の百谷泉一郎弁護士など、高木彬光さんの作品の中で法曹関係者の割合というのは結構大きいものがあるわけです。
  戦後すぐの「刺青殺人事件」などの神津恭介シリーズしか知らなかったろじゃあに、当時(←いったいいつの話なんだ?(^^;))この法律関係者シリーズの面白さを教えてくれた推理作家の一人がこの高木先生なんですね。んで、そのほとんどがカッパノベルズなんですよ(やっとつながった)。
  最近でこそ、京極本や他の講談社ノベルスでさすがに電車で吊革にぶる下がりながら読めねえじゃねえかって分厚いノベルスは珍しくなくなりましたが、昭和40年代の前半あたりでは、この「分厚い」ノベルスが許されてたのは一部の売れっ子作家だけで松本清張さんあたりとか(「砂の器」や「波の塔」とか厚い感じだったなあ)、高木彬光さんだと上記の「検事霧島三郎」とか「白昼の四角」あたりが厚いなあって感じだったんですよね。
  中学生ぐらいでちょっと背伸びしてカッパノベルスを読んでいたろじゃあからすると、「成吉思汗の秘密」や「破戒裁判」あたりをカッパノベルスで持っていたというのは、その後、角川文庫で高木彬光本が立て続けに文庫化される時期に(まさに角川映画で「白昼の死角」が映画化されたとき)読み始めた同世代の人間に対して少し優越感を持って悦に入っていたというちょいと気恥ずかしい思いもある巨匠が高木彬光さんなのでありました。蔵書から少し引っ張り出してこようかなあ。

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Comments

私も高木彬光大好きです!「白昼の死角」は今見ても文句なく面白いですよね!「ナニワ金融道」が人口に膾炙していたり、ウケそうな雰囲気があるので、ドラマ化なんていいのでは〜勝手に思ったりしています。

Posted by: michy | August 17, 2005 08:03 AM

michyさんへ
ようこそ、いらっしゃいまし。
そっかぁ、高木彬光さん好きですか。うれしいなあ。
昭和30年代とか40年代の松本清張さん原作の映画化作品とか観たいなあ・・・とか最近よく思います。実際にみる時間はあんまりないんすけどね(^^;)。
ろじゃあのブログ、法律の話しがあったり、サブカル系の話があったりとなんかごちゃ混ぜですけど、実はこれはろじゃあのストレス発散も兼ねていたりしております。
またコメントさせてもらうかもしれませんのでその時はよろしくお願いします。
また、遊びに来てください。

Posted by: ろじゃあ | August 17, 2005 12:30 PM

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