« 新潟県の「テレビ欄の解説が語りすぎてる」三條新聞に走れ!・・・「トリビアの泉」から速報だ!(^^;) | Main | 「異常売買無効」制度(?)よりリスク認識してシステム再構築すべきではないか »

December 15, 2005

ロータリーエンジンの血脈、広島の人の夢・・・プロジェクトⅩを揶揄する前に我々はやることがあるのではないか

  再放送なのはわかっているが・・・やはりいいねえ。
  プロジェクトⅩについては、いろいろと批判もあるだろうよ。
  過度に企業行動を美化しているところがあるとかなんだとか・・・
  でもね・・・・企業に属して何かを「作った」というか「創った」という経験いやそこまでいかなくとも「感触」をもっていた人間が入れ込める番組があったっていいじゃねえか。
  この何かを「創る」って作業はなんだかんだと実際に作ったやつでねえと説得力がないところはあるもんだ。
  口先だけのセミナー屋やコンサルの兄ちゃんたちが逆立ちしても太刀打ちできない「説得力」ってのはやはり貴重だと思うし、世の若い連中にそれを伝えないでどうする。
・・・なんてことをついついまた思ってしまったのがマツダのロータリーエンジンの復活劇についてのお話。
フォードとの資本提携に始まり広島が世界に誇るマツダのロータリーエンジンの開発が打ち切られようとするときにロータリーエンジンの血脈を絶やすことなく動いた連中のお話。
そして

燃料が水素で排ガスがほぼゼロのロータリーエンジン車の登場へ。
すごいじゃないか
すごいじゃないか
学生時代、ロータリーエンジンにほれ込んで広島に来てマツダに入ってしまった任田功氏。RX-7が設計できないならこの場で落としてくれと面接で言った男も復活劇に際して設計に腕を振るう。その間、初代の開発者の一人の山本健一氏が若き後継者たちについつい語りかけてしまう。開発再開に際してフォードから出された4枚ドアのロータリーエンジン車を作れという条件に対して腐ることなくファミリーで楽しめるロータリーエンジン車を作ってやろうじゃないかと開発リーダーとしてポジティブに作業を継続する田島誠司氏等々。
いいじゃないか
いいじゃないか
これらの「創る」そしてその後継続的に「作る」という姿勢が日本の若者に失われてしまって、シンボリックな作業をする者のみが残ってしまったら・・・・社会的インフラも維持できなくなってしまうぞえ。
ものの本質やシステムの本質を知ってる人間がいてこそ現場ベースでの危機管理能力というものも確保されるもんである。理(ことわり)といっても机上の理のみでなく現実に直面したときの理がなくて危機に直面できるはずがなかろう。
今回の東証のトラブルを考えるにつれ、現場の理を知ったものが少なくとも積極的に動けない環境がシンボリックなお仕事をしてる人により整備されてるらしいということがなんとなくわかったような気がする。
マーケットというのはこれでいいんだろうか・・・いや市場の参加者がそれでいいといってるならそれでいいのかもしらんが・・・個人投資家もそうなんかなあ 

|

« 新潟県の「テレビ欄の解説が語りすぎてる」三條新聞に走れ!・・・「トリビアの泉」から速報だ!(^^;) | Main | 「異常売買無効」制度(?)よりリスク認識してシステム再構築すべきではないか »

Comments

本当にそう思います。経済活動って「創る」もしくは「知恵をもって他人を幸せにする」つまり「価値を生み出す」ことの対価としてお金を受け取るもののはずなのにって。ちょっとカフェでお話しするだけだったりお金を買ったり売ったりして何億円もの数字の移動を起こす人がそれだけの価値を生み出しているとはとても思えないんですよね。
というのは、まあ、モノヅクリ稼業の遠吠えなんですけど。

Posted by: tockri | December 15, 2005 at 03:34 AM

tockriさんへ
金融畑の人間もプロジェクトXで取り上げられるべき方々もいるんですけどね。
特に新規制度作るときとかはものづくりの発想がやっぱり必要なんですよ。思い入れと問題意識と発想の豊かさとそれに意味を持たせる基本的な専門知識と応用力・・・大体普及版ができた後のルーチンワーク化が進むと当初の方々が持ってた問題意識とかを抜きにして制度をいじくりだしたがる人たちが出てきます。同じ能力でやりゃね・・・いい改良も出来るだろうけど、単なる別目的でいじくってだめになるって場合もありますね。tockriさんのツッコミとかにろじゃあが共感するのは、その辺が共有できてるからだと思いますし、ろじゃあなんかより優秀で同じ共通言語を持ってる方々結構いますよ。
ちなみにtockriさんもオフ会いらっしゃいます?16日の夜なんだけど。

Posted by: ろじゃあ | December 15, 2005 at 03:50 AM

私も物作りに携わる方の人間だったので、何か新しいものを創り出すことが「凄い」という価値観がどこかに残って欲しいですね。というかそれが無かったら誰が社会に進歩をもたらすというのか。よその国の制度なり技術をいち早く持ってくれば良いというものでもないでしょうに。確かに、右にあるものを左に回してお金になることがあるのも事実だし、それで儲けている人もいるし、それはそれで産みの苦しみみたいなものからある程度解放されて楽なんだけどね。でもそれって浮利なのでは、という気がします。
プロジェクトXも毎週やるから大げさ感が出るんで、3ヵ月に一回の2時間スペシャル枠くらいで...無理ですかね。

Posted by: いーわん | December 15, 2005 at 09:38 AM

長くなっちゃったので自分のところに書きました。オフ会のお誘いありがとうございます。ろじゃあさん達にはものすごくお会いしてみたいのですが明日は会社の忘年会で、夜9時とかになってもよろしければ2次会のほうだけ少しお邪魔させていただけると嬉しいです。

Posted by: tockri | December 15, 2005 at 12:30 PM

了解。ろじゃあか悪童さんにメールを。折り返し場所を。コメントのとこのハンドルネームクリックするとアドレス出てくるはずっす。

Posted by: ろじゃあ | December 15, 2005 at 12:49 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/96849/7626786

Listed below are links to weblogs that reference ロータリーエンジンの血脈、広島の人の夢・・・プロジェクトⅩを揶揄する前に我々はやることがあるのではないか:

» 他人を幸せにしたいじゃないか [とっくりばー]
[自分語りウザー] 最初はソフトウェア屋さんをやって、製造業に転職して、まあ社会人になってからずっとなんかしら作り続けてきた。どうやら僕は物を作るのが大好きだし、プログラムを作るのは自分のイマジネーション以外の制約をほとんど何も受けないのでコンピュータの中限定だけど魔法使いになった気分が味わえて好きだ。(世の中の量産型ヘタレプログラマーのボトルネックは実は知識や残業時間じゃなくて想像力なんだよ。) そしてもっと好きなのが、自分が作ったものや自分がした仕事で他人が幸せになるっていうこと。誰... [Read More]

Tracked on December 15, 2005 at 12:21 PM

« 新潟県の「テレビ欄の解説が語りすぎてる」三條新聞に走れ!・・・「トリビアの泉」から速報だ!(^^;) | Main | 「異常売買無効」制度(?)よりリスク認識してシステム再構築すべきではないか »