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February 14, 2006

ビンテェージブームはどうなる?レスポールは?まさかオヴェイションもか?(^^;)・・・電気用品安全法本格施行異聞

YahooNews「名機」が販売禁止に 4月に迫る「電気用品安全法」
ここ数年、さすがにしばらく前にヤマは超えたのではないかと思うのですが、ろじゃあよりちょいと上のおじ様たちの間で、あるビンテージ物のブームがあったと思ってくださいまし。えっ?何の?・・・それはですねえ、ビンテージ・ギターといわれる分野のちょっとしたブームなんですね。
○○年物のレスポールカスタムとか○○年物のストラトキャスター、テレキャスターとか有名どころも含めまして、昔のロック小僧(それよりも前だとロック青年か(^^;))が不景気の最中、ちょっと昔を懐かしみバンドを昔の仲間とやり始める・・・なんて時に、反応は様々でして。
昔はフェンダーのストラトなんて買えなかったよなあ、フェンダージャパンはまだなかったし・・・って方はフェンダージャパンのストラトを買ったり、フェンダーUSAのそれこそ昔買えなかったのを買ったりする方々も多かったり、世代的には、レスポールやストラトは邪道だ!とあくまでモズライトにこだわる方がおったり・・・非常に微笑ましいお話が水面下で広く進行していたのでございます。
そんな中、おじ様たちは経済性も豊かでございますので、この懐かしさと特定の中古品の希少性に着目して、高値で買う方が出てくるわけです。もちろんホントに欲しかったものを大願成就で奥さんも拝み倒して(^^;)購入された方も多々おられると思うのですが、プチ投資?って感じで買ってた方もおられるようで・・・・いつかは困ったら換金するかあ・・・とかそこはかとなく考えてたおじ様たちもいたのではないかと考えるのですが・・・さて今回のニュースをどう受け止められるのかなあ・・・というのがこのエントリーの核心でございます。
実際はどうなんでしょう?えっ?まだ問題の法的所在が理解できない?うそでしょう?(^^;)
・・・ってな感じでニュースを見てみますと・・・

「売れるものがなくなってしまう」――中古専門のある電子楽器店は頭を抱える。同店の主力商品は、中古アンプやシンセサイザーなど“ビンテージ物”の機器。それらが4月1日から原則、販売できなくなる。2001年4月に施行された「電気用品安全法」という法律が、この4月から本格施行となるためだ。同法は電化製品に安全確認済みマーク「PSEマーク」を付けて製造・販売するよう義務づけるもので、2001年以降に製造・販売された電化製品の多くに、同マークが付いている。今年3月31日までは同法の猶予期間で、PSEマークなしの製品でも販売可能だった。4月以降は、猶予期間が5年と定められていたシンセサイザーやアンプ、レコードプレーヤー、電源内蔵型ゲーム機、テレビ、電気洗濯機など259品目で、PSEマークがないと販売できなくなる。猶予期間は7年、10年の製品もあり、それぞれ2008年と2011年に販売禁止となる(対象商品は特定電気用品と特定電気用品以外の電気用品参照)。・・・
う~ん、これはどう受け止めたらいいんだべや。 これだけだとよくわかんないんだけど、中古アンプやシンセが対象ってことはだなあ・・・いわゆるビンテージ物のギターはどうなるんだろうなあ・・・・。 えっ?何でギターが電気製品だって?ろじゃあが気にしてるのはエレキギターでございます。 上に見たように団塊の世代のおじ様たちとそのチョイ下の方々は結構この5・6年中古のエレキギターを「ビンテージ物」と称して購入しておられるわけで、これが今回の法律の適用を受けるとどうなるか。 記事をそのままあてはめると、上記PSEマークがないとせっかくのビンテージギターを少なくとも中古店では買ってくれなくなるので(店として販売できないからね)、著しく「流動性」が下がるわけですな。とはいえ
同法に違反した業者は、最大で1億円の罰金を科せられる。個人が不要になった製品を他人に販売する場合などは対象外だが、例えばインターネットオークションなどで一度に大量に販売したり、何度も繰り返し販売すれば業者とみなされ、規制の対象となる
ということで、ネットオークションでは換価することは可能かもしれないわけですけど、この仲介業者がいなくなるということによる流動性の低下でオークションに出しても買い叩かれる可能性も出てくるわけで・・・結構大変かもしれませんぜ。 さて、アコギなら大丈夫なのかというと・・・ろじゃあが心配するのはオヴェーションがど該当するのかということ。通常ピックアップついてますから定義に該当すれば今回の電気製品に入っちまう可能性もある訳です。 だから、今まで中古屋さんに並んでたオヴェーションのアル・ディメオラモデルとか、楽器屋さんの中古部門や中古屋さん経由では入手できないことになるのかどうか・・・。 かように、入手経路として中古屋さんを当てにしてたユーザーと換価性の点で中古屋さんを当てにしてたホルダーの双方に影響があることになるのか・・・・というのが問題の所在なのでございました。 で肝心の商品品目を見てみたんですが電気ギター・・・ってないんですね、そのものズバリとしては。 ただ、同法の適用のある電気商品には該当しそうなんですがねえ。
(定義) 第二条  この法律において「電気用品」とは、次に掲げる物をいう。 一  一般用電気工作物(電気事業法 (昭和三十九年法律第百七十号)第三十八条第一項 に規定する一般用電気工作物をいう。)の部分となり、又はこれに接続して用いられる機械、器具又は材料であつて、政令で定めるもの 二  携帯発電機であつて、政令で定めるもの 2  この法律において「特定電気用品」とは、構造又は使用方法その他の使用状況からみて特に危険又は障害の発生するおそれが多い電気用品であつて、政令で定めるものをいう。
この電気事業法第38条一項に規定する一般用電気工作物ってのは
第三十八条  この法律において「一般用電気工作物」とは、次に掲げる電気工作物をいう。ただし、小出力発電設備以外の発電用の電気工作物と同一の構内(これに準ずる区域内を含む。以下同じ。)に設置するもの又は爆発性若しくは引火性の物が存在するため電気工作物による事故が発生するおそれが多い場所であつて、経済産業省令で定めるものに設置するものを除く。 一  他の者から経済産業省令で定める電圧以下の電圧で受電し、その受電の場所と同一の構内においてその受電に係る電気を使用するための電気工作物(これと同一の構内に、かつ、電気的に接続して設置する小出力発電設備を含む。)であつて、その受電のための電線路以外の電線路によりその構内以外の場所にある電気工作物と電気的に接続されていないもの 二  構内に設置する小出力発電設備(これと同一の構内に、かつ、電気的に接続して設置する電気を使用するための電気工作物を含む。)であつて、その発電に係る電気を前号の経済産業省令で定める電圧以下の電圧で他の者がその構内において受電するための電線路以外の電線路によりその構内以外の場所にある電気工作物と電気的に接続されていないもの 三  前二号に掲げるものに準ずるものとして経済産業省令で定めるもの
のことなんですが、果たしてエレキギターはこの中にはいるんですかねえ・・・ 長くなったので小休止。続きはまた・・・

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Comments

条文読んでもいまひとつ当てはまるのかよくわからないですね…情けなし…
もし、エレキギターとかベースが当てはまるなら嫌な世の中になりますね。
私も楽器弾き(ベーシスト)で中古屋はチラリと横目で見たりしますので。
エレアコの中古は今に「アンプにはつながないでください」とかいう注意書きされて売られたりして(笑)

Posted by: 匿名法務部員 | February 14, 2006 09:35 PM

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