昭和天皇のご即位の号外と世界初のFAX?
所在なげに、親父が「帰ってきた」部屋でぽつんとろじゃあは一人で座っておりました。
どれぐらい時間がたったかわからないのですが、何の気なしにテレビをつけてみると木梨憲武氏がやってる番組で日本電気の研究チームが昭和の初期に「写真電送機」を使って毎日新聞の「昭和天皇ご即位」の号外用の御写真を電送するために獅子奮迅の努力をしたという話を紹介しておりました。
日本の技術は海外の物真似がうまいという風評に悩んでいた技術者の活躍の一エピソードなのでしょうが、ろじゃあは今まで聞いたことがなかったのでびっくりしてしまったのでした。
写真電送機・・・まあ今のファックスですなあ。
それを使ってそんなに大事な出来事に利用されていたというのはホントに驚きました。
帰ってきた目の前の父を見つめながら、広い意味での技術畑で仕事をしていた親父が生まれた頃の話だぞとつぶやき線香をあげつつ何ともいえない気分でまた親父の前に座っていたろじゃあなのでございました。
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