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August 16, 2006

「チケットが売れる必要性」がある枠組みなのかどうか・・・「ベッカムはずし」余波

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ろじゃあのブログに遊びに来てくださってる方々の中でサッカーに造詣の深いと思しき方々は数名おられるわけですが、その方々の手前、ろじゃあのブログではあんまりサッカーのネタはとりあげてきませんでした。
しかし、今回の「ベッカムはずし」の騒動は、経営の問題というか組織の問題として非常に興味深い問題を提供してくれているようですのでとりあげてみたいと思います。

今回のベッカムはずしの余波として次のようなニュースが出ておるようです。
YahooNewsベッカム外しでチケットが売れないこの記事から興味が魅かれるのは、イングランド代表というものが「組織」としてどういう位置づけにあるかということです。

そもそもイングランド代表自体は問題に直面していたようです。
国内における期待と現実の乖離による落胆・・・そこまでのものなのかどうかはこの記事からだけはわかりませんが、こういう時期に、若者を使いたいというだけで今回のようなベッカムはずしが行われたのかどうか・・・

国際Aマッチデーの16日、世界各地で代表戦が行われる。マクラーレン新監督を迎えたイングランドだが、ギリシャ戦(ホーム)のチケットが予想外に売れていない。14日時点で売れたのは、オールドトラフォード・スタジアムの収容人数7万6000人の半分以下の3万5000枚。8強止まりと期待を大きく裏切ったW杯に加え、MFデビッド・ベッカム(31)を代表から外したショックで、人気低下に歯止めがかからない。
 ベッカム外しで世界中の注目が集まる新生イングランドだが、肝心のチケットが売れていない。昨年以降オールドトラフォード・スタジアムで行われた、代表戦5試合の平均入場者数は6万4445人。中でも最多だった6月のジャマイカ戦には7万373人が入っており、人気の低下は著しい。15日付の英紙デーリー・メールは「大きな停電」と見出しを付けて報じた。
 W杯期間中は順調に売れたが、準々決勝敗退で国民の期待を裏切った途端、売り上げが激減。そこにベッカム問題が追い打ちをかけた。代表を10年支えた顔を切ったことに対し、各メディアのアンケートでも半数がベッカムの復帰を求めたほど。絶大な存在感を持つ大黒柱の不在は痛すぎた。
こういう状況で、ベッカムを敢えてはずすという場合には、監督としても今回のようなチケットが売れないかもしれないということは当然想定できたでしょうし、しなければならない立場にはいたのでしょう・・・・とここまで書いて、待てよ?と思ったろじゃあでございます。
監督にとってチケットは売れなければいけない環境で監督の仕事を引き受けているのかどうか・・・
これが、もし監督の仕事があくまでもチームを強くすることだけということであればチケットの消化状況というのは彼の仕事ではないわけですからまったく気にする必要がないかもしれません。
でも、イングランド代表の運営との関係では、チケット販売代金というのは、どういう位置づけになっているのでしょうか。
もし、重要な収入源であるということであれば、この点については誰が配慮する必要があったのかどうか・・・・監督が配慮すべきだったのでしょうか、あるいはイングランド代表の運営を行っている団体が配慮すべきだったのか。
そしたらこんな記事が見つかりました。
FAの勇み足 マクラーレン監督はベストな人選ではない(1)
FAの勇み足 マクラーレン監督はベストな人選ではない(2)
なるほど、監督人事で結構ゴタゴタがあったのですね。
この記事が5月の段階で出されているようですけど、イングランドフットボール協会(FA)は今回のベッカムの件について、どういう姿勢をとるのでしょうかねえ。
まあ、入場料収入のことは特に考えることはないというのであれば別ですが、実際には「経営」の問題をもし彼らが考えなければならないのだとすると、実際にはそれだけではないでしょう。
テレビの放映権自体もベッカムがいるのといないのとでは相当の差がでるのかどうか・・・。
いろいろと考えなければならない問題が多いかもしれません。

こういう、特定の人間がある組織の「信頼性」なり「名声」に大きな役割を果たしている組織の運営というのはものすごく難しいと思います。
前線に絶えず出て勇猛に闘うことで部下の信頼の厚い将軍を後方の作戦本部に下がってもらうかどうかを考える問うのは経営の仕事でしょうが、その将軍を完全にはずしてしまうことの余波を考えるのも経営の仕事だろうと思います(今回の場合は国民の支持が高い将軍をどうするかという問題と考えるべきかもしれませんけどね)。
イギリスの方々はその辺の機知には長けているという認識がろじゃあにはあったのですが、今はそうではないのでしょうかねえ・・・・・。
イングランドのサッカー事情に詳しい読者の方、どなたかレクチャーいただけないでしょうか?
(ってなんだかんだと名宛人が特定されているような気がしますが)

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