これは事件ではないか(@@;)・・・四谷大塚がナガセの傘下に
これは、ろじゃあたちの世代からするとちょっくらびっくりってところでございます。
東進ハイスクールのナガセ、四谷大塚を買収へ
現役高校生向けの受験塾「東進ハイスクール」を展開するジャスダック上場会社のナガセ(本社・東京)は18日、小学生を対象にした中学受験進学塾の四谷大塚(同)と四谷大塚出版(同)の全株式を9月にも取得し、買収することで基本合意したと発表した。ろじゃあの世代といってもろじゃあが塾の先生をアルバイトでやってる頃って意味だけど、その頃には関東近辺の塾には「四谷大塚準拠」という形で、四谷大塚自体を目的に塾の講座が成立するような環境もあったわけで。
中学受験で高い評価を得ている四谷大塚を傘下に収め、グループの総合力を高めるのが狙い。株式の取得金額は未定としている。
それがナガセの傘下に入るってことなんだなあ。
学習塾業界の再編成が注目を浴びた時期は今までもあったわけだけれども、小学生の中学受験について相当定評のある四谷大塚がある意味すんなりと?ナガセの傘下に入るというのは、ろじゃああたりからするとびっくりってところなんでありますが・・・・市場の環境も相当変わってきてるのかなあ。
関西から新進の大手が都内の富裕層が住むエリアに進出してきたり、それらの新興勢力が御三家に相当実績を残しているというような環境も出てきているようだから、いろいろと将来のことを考えてということなんでしょうかねえ。
まあ、これが同じ中学受験に関する塾の市場での問題である一方で、今回の事案が提示するのは学習塾と予備校という縦のラインでのグループ化の問題でもあるというところなんでしょうか。
そもそも大学受験も、有名校の中学受験も少子化の関係で相当きつい環境になってくるのは明らかで、ますます競争が激しくなるということでしょうから、若干のタイムラグを伴って大学受験の予備校でもその影響が出てくるというのは容易に予想がつくわけで。
その辺も踏まえてのある意味では有名校受験生の囲い込みを意図しているところもあるんでしょう。
あとは、この業界の特殊性になるのかどうかは別にして、M&Aの副産物?(場合によってはそれがメインになり得るとも思いますが)として有名校受験生の個人情報や成績の履歴まで個人情報保護法の枠組みを遵守している限り、自社グループのデータとして位置づけることも可能になってくるわけですよね。こりゃ大きな財産であるのは事実でございますな。
北越製紙の件も、フタタの件も、そして今回の件もいずれも市場規模が小さくなるか競争が激しくなる環境になるという意味では生き残りのための再編という意味では共通するのかもしれませんね。
ホント、M&Aの分野での法務の必要性というのはこういう業界でも顕著になってきているんだなあと思うと同時に、こういう業界の証券アナリストの需要も相応に高まるってことなんですかねえ。
法務の需要も世につれて変わるし、必要とされる業界も変わるということも今更ながらに考えさせる事案ではなかろうかということで、今後もモニターっすね。
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