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October 14, 2006

書庫から出てくる過去・現在・未来

最近、リビングのテーブルに懐かしい漫画や本が出ていることが多い。
どうやら子供たちが、書庫から掘り出してきては目を通しているらしい。
子供たちにより掘り出されるものに傾向があり、長女が掘り出してくるのは萩尾望都・竹宮恵子・山岸涼子各氏の漫画、ディック・フランシスの競馬シリーズ、早川書房のSFシリーズなどなど、まあひと目でわかるんだが(^^;)、最近、水島新司氏の「あぶさん」が掘り出されてることが増えた。
ようやく、あぶさん関係で息子と話ができるかあとちょっと感無量のところもあるんだが、こればかりはちょっと相手に読む時間を与えないといけないのが歯がゆいといえば歯がゆいところもある。
なんせ昭和40年代の後半から連載されてることもあり、話が膨大な量になっているし、巻数も100に手が届くのも時間の問題だろう(もう届いたか?)。
それに、一話完結の話が多いのに時系列に沿ってシリーズとなっている話もある。
まあ、掘り出されてきてる巻数と内容を確認しながら、少しサウンディングしてみてやろうかいな。
・・・・んで、あぶさん第50巻「星に酔う」かあ・・・
奥付をみると1992年12月1日初版第1刷と・・・・ああ、あの頃か

あぶさんが着てるユニホームがダイエーホークス。
監督が田淵さん。
あぶさんの義弟の満(小林満)が33歳。
あぶさんが45歳。
コミックスになるタイミングと連載時のタイムラグがあるとして・・・・。
なるほどね。

コミックスが出た頃がろじゃあ入社4年目の頃。
その少し前ごろだろうから・・・・仕事にようやく慣れてきて毎日残業しながら、会社勤め時代の初めての論文書いてた頃だな、たぶん。
テーマがテーマだけに先行論文が少なく・・・・だから結構好き勝手に書けたところもあるけど・・・。
ああ、思い出してきちまった。
ストレスを少しでも解消するために繁華街の隠れ家に自腹で安酒飲みに行って、深夜かえってきてからワープロに向かってめげそうになるとあぶさん読んでたなあ。

こいつら、どんな気持ちであぶさん読んでんだろうか。
どこまであぶさんの設定が伝わるんだろうか。
伝わるといいなあ・・・まあ、まだ無理だろうなあ。

まあ、でも、子供たちにとって書庫にある未整理の本は非常に興味があるらしい。
ダンボールの箱に自分たちの知らない世界が入っていること
背表紙しか見えない書棚から自分の手で本を引き出すだけで別の世界が目の前に広がるかもしれないこと。
そこにあるのは本が出版された時点での過去と現在と未来である。
だが、勇気をもってそれを開くことで現在の自分の過去と現在と未来に向き合うことができる。
たとえそれが漫画であろうと何であろうと。
その入り口に直面することが増えてきたこと自体を素直に喜んでやるべきだとできの悪い親としては思っているところだったりする。
早く、伊東光晴「ケインズ」とか掘り出してこないかなあ・・・・2時間でも3時間でも話してやるんだけどなあ。
ほかにも目立ちやすいところとかに数冊、「仕込んで」あるんだけどなあ・・・・。
まあ、・・・・当分、先だろうけどな(^^;)。


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Comments

こういう体験は、とてもうらやましい。
お子さんにとっては、まさに、宝の山なのでしょうね。父親の書庫は。
父親がどんな本を読んでいたか、その本を父親はどんな気持ちで読んでいたのか、なんて創造しながら読んでいる子供を創造する。得がたい体験ですな。

これを聞いたとき、ホントに、切実に子供が欲しかったなぁ、と思いました。

はやく、お子さんが漫画ではなく、小説やエッセイを掘り出すといいですね。

本のことで、お子様方と目を細めながら話しをしているろじゃあさんの姿が目に浮かびます。

Posted by: ひまわりてんびん | October 16, 2006 12:47 AM

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