これ益出し?孝行息子松坂選手と西武グループの赤字補填?・・・スポーツ法学の問題かなあ
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松坂選手についてはFA前のポスティングによるメジャー挑戦、待った甲斐があっていよいよってところなんだろうけど、今回の入札による移籍金とかで西武の選手補強とかがなされるというわけではないというお話があるようで。
これって、いわば、
松坂選手という「資産」の「益出し」ってことかい?Yahooスポーツニュース松坂売って西武売られず…ビッグネーム補強はなし
きょう9日に松坂の落札額が判明。「最低ラインは決めていないが、松坂クンはWBCでもMVPを獲った日本の宝。正当な評価、最大限の評価を頂けると思っている」(太田球団社長)そうなんだあ・・・んで、
気になるのが、史上最高の落札額、20~30億円とされる松坂マネーの使い道だ。
本来なら、エース松坂の代償で獲得した「移籍金」でビッグネームを補強するのが筋。だが、そう簡単にはいかない西武の台所事情がある。
04年近鉄・オリックスの合併問題から火を噴いた「球界再編問題」で、次に身売りされるのは、「西武」と言われた。球団の売値を約200億円と設定、ホリエモン全盛期のライブドアなどに打診。しかし「あまりに法外な値段」とあっさり蹴られてしまった。また日本一になった一昨年、「おめでとう! と言われても、内心球団のことを思うと心の底から喜べなかった」と、伊東監督以下、現場から数多く聞かれたほど。
今回の松坂マネーが、「球団に入るということは聞いていません」と証言するのは、あるテレビ局関係者。その行方は親会社である西武ホールディングスに入り、全額グループの赤字補填(ほてん)にあてられるというのだ。
そのおかげで西武ライオンズは西武ライオンズであり続けることができたということのようで。
その代わり、松坂の移籍金でビッグネームは獲得できないが、「球団の身売りはなくなった」という。松坂が「是が非でも今オフの移籍」にこだわったのは、そういう球団事情も知ってのこと。松坂マネーのおかげで来季も西武は存続する。球団内部の現場の管理者からすれば、松坂はどうしても出したくない、論外とかという論調も以前あったように記憶しているが、こういうグループ全体における意味合いをわかった上で、松坂選手自身が得心して動いていたんだとしたら、ものすごい「大人」だよなあ・・・・。
客観的にはチームの身売りを自らの移籍による移籍金とひきかえに回避したことにもなるわけだからさあ。
たとえ、メジャーに行きたいという希望がメインだとしてもだ。
「メジャーに行かせてやった」とか言っちゃダメだよな、多分。
でも、これ、従来の移籍金はチームの補強に使うって意味で同じ業態を維持するために回ってたという基本的な資金使途以外の形でお金が流れるってモデルが今後も出てくるかもってことなんだろうかねえ。
イチローのとことかどうだったんだろうか。ろじゃあが読んでてちょっとわからなかったのが、グループの赤字補填に利用されるってくだり。
ポスティングによる移籍金・落札金とかって、そもそも会計処理どうやってんだろうかねえ?そもそも西武ライオンズの
バランスシートの資産のところに松坂選手を資産として計上しているわけではないだろうから(してるのかなあ)、移籍金・落札金とか入ってきたらどうやって処理するんだろうか。
それに、その移籍金・落札金ってあくまでも西武ライオンズに入ってくるお金だろうから、西武ホールディングズにどうやって流すことになるんだろうか。
それぞれの過程で税務上の問題ってどうするんだろうなあ・・・・。
一応、これクロスボーダー取引だよなあ・・・・とか。
そもそもオリックスはイチローの分についての会計処理と税務上の処理をどうやってたんだろうか・・・・。考え始めたら、結構頭が整理つかなくなってきますねえ。
今後ポスティングって制度がどんな形で残るかどうかわからないけど、野球やってるチームの中でお金回ってるだけの制度なら、非上場の会社中心であることもあるし、会計上も税務上もあんまりうるさいこと言われてこなかったってところもあるんだろうけど、グループ内で別の資金使途でって感じになってくると、一般の会社、特に上場会社のグループにおける位置づけとかでいうと、会計的にも税務的にもややこしい問題でてきたりすることになるんかなあ・・・・とかこの記事読みながら考えてたろじゃあでございました。
こういうのもスポーツ法学の領域に入るんじゃないかなあ・・・・とかね。


Comments
いつも鋭い視点で、勉強になりますm(_ _)m
エントリを読ませていただいて、スポーツ法学というよりも「プロ野球法学(球団法学?)」なのかな・・・という印象を受けました。「子会社的な扱いを受けているプロスポーツ集団」は、プロ野球ぐらいなイメージがあるものですから・・・。
本当に子会社から親会社への「キャッシュバック」が発生するとすれば、税務サイドはきっと「狙撃ポイント」に設定するのではないでしょうか?そのうち「松阪を巡る黒い“影” ~ 不明朗なマネーロンダリング」なんてゴシップ記事が出てしまわないかどうか、心配です(>_<)。
Posted by: Swind | November 09, 2006 at 10:24 PM