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January 31, 2007

ある金を貸すか貸してリスクを誰かに移転させるか

このエントリーは公開時刻自動設定昨日によりエントリーしてます。

このタイトルだけ観て何のことかわかるという方は金融畑の方か証券化とかのお勉強しておられる方かなあ・・・いろいろな意味でSPCのお世話になってる方かも(^^;)。

先日友人と話をしているときにこの話になったのですね。
従来の銀行とかの間接金融の世界の貸付けは預かったお金を貸付けてそこから回収するから貸付けのところでちゃんと審査するけどある意味では昔は預金者と世間様に説明がつく形で管理できれば審査のところでもある種のプロとしての裁量があった。
従来型の、株式会社としてのノンバンクも株主と世間様に対して説明できる形での審査と回収体制が管理できてれば審査の段階でのある種のプロとしての裁量があった。
さて、サブプライム市場との関係で考えて・・・貸付けた債権を証券化することを前提とした貸付をビジネスモデルとして前提とするとどうなるか。
スコアリング制度が「形式的に」充実してなければ仕組みが作りにくかろう。
債権の譲渡人と債務者の関係が譲受人との間で断ち切られていなければ仕組みが作りにくかろう。
サブプライムのマーケットというのは

前二者の枠組みでは本質的に制度設計に限界があるのではないか・・・だからといってサブプライムマーケットの構築後の世界がどうなるのかということを考えないで制度構築をしていいのか・・・・。

貸付け時の業者の問題だけを考えているとこういうところが見過ごされがちになるのではないかなあ・・・・

そういう目で見てみると改正後の貸金業規制法はちょっと別の見方ができるところもあることに気がつくんですな、これが。
あと、日本の民法の制度は上記視点から見ると「捨てたモンじゃない」と今更ながらに思うところがあるのですね。
問題はこれからなのでありました。
キーワードは関係当事者のコンプライアンス(法令「だけ」の遵守ではなく「法の遵守」という意味ですが)とCSRなのではないか
と考え始めておるところでございます。
(ごめんなさい、今回のエントリーはちょっと抽象度が高いかもしれません。思わせぶりのつもりはまったく無いのです。あくまでも備忘録としてでご理解いただければと)

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