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January 25, 2007

夕張の「再建策「北風」から「太陽」へ」・・・昭和の頃までの問題の掘り下げを期待

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最近、暗いうちから新聞をまとめて読むことが多い。
ちょっと疲れるなあ。
今朝の毎日新聞に「再建策「北風」から「太陽」へ  政府、夕張に優しく?」という記事が出てた。
それによると、

財政破たんした北海道夕張市の再建策をめぐる政府のスタンスがここにきて、歳出カット徹底の「北風路線」から、支援重視の「太陽路線」に転換し始めている
とし、この動きについて、
同市が昨年まとめた住民負担増などの過酷な再建策には同情論が広がっており、統一地方選を控えて「地域格差」の象徴となりかねない、との警戒が働いたようだ
としている。

同記事にもあるように、安倍首相が子どもや高齢者などの弱者対策に万全を期すよう指示してくれているのだとすれば、夕張の方々にとっては少しは光が見えてきたということかもしれませんし、その政府の姿勢事態は、それはそれで評価されるべきところであると思うのですが、記事の最後の部分、ちょっと残念な気がした次第でございまして。
ちょっと長いが引用すれば

こういうくだりでございます。

ただ、放漫財政の末に行き詰った同市を手厚く支援することの債権への効果を疑問視する声もある。同じように過疎や高齢化に苦しむ他の自治体政策との整合性が問われかねないだけに、政府の対応にはご都合主義的なにおいがつきまとう。
せっかく、マスコミとして問題を掘り下げてこのような光明が見え始めたかもしれない事態を取り扱ってくれているのであれば、せめて、「放漫経営の末に」の「先行事実」として昭和の時代に、夕張で何があったのか・・・具体的には国のエネルギー政策の転換により云々はもちろん、それだけでなく、夕張炭鉱の事故以後のもろもろの事情も含めて炭鉱の運営会社が夕張を去るにあたり、いろいろな「ツケ」を夕張市が吸収せざるを得なかった事情とか(炭鉱住宅等を市が引き受けざるを得なかった事情もあることとかは、一部のワイドショーでも言及されてた記憶があるが)、リゾート開発関係でも同様の問題があったりとか(ホテルマウントスーレイも結局は同市が引き受けたわけだし)、これらの問題のすべてが果たしてすべて市が一義的に「当然」負担すべき「ツケ」だったのかどうかについて掘り下げるぐらいのツッコミを、「社会の公器」としての全国紙が行えば、問題の状況が国民により鮮明に理解されるような気がするんですけど(北海道のテレビ局のドキュメントでもこのあたりの事情については言及されてるんだけど)。
そのような営為が伴えば、もし、上述のような、疑問視する声が存在するのであれば、他の自治体政策との整合性については、この夕張の特殊事情に求めることも可能かもしれない・・・ぐらいのツッコミが可能なわけですし。
政府の対応が「ご都合主義」かどうかの問題は措くにしてもね。
ろじゃあ的にはむしろ、政府の対応が「ご都合主義」かどうかという問題よりも、配慮すべき公益を配慮して対応することにしたのであればそれはそれで是々非々で評価すべきだと思うんですけどねえ。
それが地元の方々のためになるのであればね。

ちなみにこれは感じ方の違いだと思うんですけど、たぶん、夕張の件は、上記記事で総務省幹部の発言として表記されているように「地域間格差の象徴のように受け止められ始め」ているとろじゃあも感じております。

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