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October 07, 2007

「法廷の窓」という記号:「ジャッジ」第一話いかがでしたでしょうか(2)

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第一回の話の続きですが、(1)で触れたように、緊急時のボタンやらプレイルームとか結構細部への配慮も見られるつくりのお話ですが、他方でお話の中に、ひとつ大きな?フィクションが入っていたように思います。
みなさん、気づかれたでしょうか。
ろじゃあは、一番最初のエントリー、家族で人生をやり直したいと思うこと・・・土曜ドラマ「ジャッジ(島の裁判官奮闘記)」試写を見て(1)のなかで次のように述べました。

第一話の中に今後の展開の中で象徴的な設定になるかもしれないなあというものが実はひとつありまして。もしかしたら深読みのしすぎかもしれないんですけどね。
この設定がこのフィクションにあたります。
それは
法廷に窓があるという設定
です。
この点について少し考えてみましょう。

第一回でさりげなく触れられていたように涼しいからという理由で窓があることになっているというのはこの島の裁判所ならありそうなことだよなあと思いがちですよね。でも、セキュリティのことなどを考えると通常法廷には窓はないのが普通だと思います。
ではなぜ窓があるのかな?・・・ろじゃあは、上記文章に続けて次のように記しました。

これは
司法制度改革のあるべき姿、家族はそして人はやり直しが出来る存在なのだという点
の二つに共通するシンボルなのかなあと話しましたところ、同席した法務系ブロガーとの事後の懇親会でもご賛同いただけたのですが、演出上これがどう生かされていくのかというも楽しみになっているなあというのが実際でございます。
この法廷に窓があるという設定がなぜ司法制度改革のあるべき姿と家族と人のやり直しに関係するとろじゃあは考えたのか・・・ろじゃあは、この窓には、
国民に開かれた司法という意味での「窓」という記号の意味
と、
やり直しの意味に関係する「窓」という記号の意味
がもしかしたら託されているのではないかという作り手サイドの意図を感じ取ったのでした。
まあ、例によって思い込みの激しいろじゃあのことですから、あくまでもろじゃあの主観ですし、特に前者については、深読みかもしれませんけどね(苦笑)。
上述のように今後の演出や脚本の中にこの「窓」という記号が司法のあり方との関係で出てくるかどうかを少し楽しみに見てみたいと思ってます。
後者については、ちょっと分かりづらいですかね。
もう遥か昔のお話です。ビリー・ジョエルのある唄のビデオクリップを見ているときに、その中に出てくる
second window
という言葉を知りました。
解説はカツヤコビヤシ・・・失礼、小林克也さんだったか、ピーター・バラカンさんだったか・・・歳がわかっちゃいますねぇ(苦笑)。
第二の窓・・・・やり直しのための新しい可能性とか新しく歩む道というくらいの意味だったと思います。
これから家族をやり直そう、これから親子をやり直そうという主人公が働く職場で、窓という記号がこの意味で使われているのではないかな・・・・ろじゃあはそう考えたのでした。
さらに言えば、このやり直しと新しい道というのは、裁判所の法廷でいろいろな形で下される判断により新たな選択をせざるを得ない人たちのその後という意味でも関係してくるかもしれません。
刑事にしろ民事にしろ、
やり直すあるいはやり直さざるを得ないかもしれない方々が関係してくる場所としての法廷・・・・
ろじゃあは、以上の3つの意味が、この「法廷の窓」には関係してくるのかもしれないなあ・・・と試写を拝見した時に思ったのでございます。
この法廷の窓の設定がなかったら、ろじゃあはもしかしたらこれだけこの話に執着しなかったかもしれません(もちろん、最初のエントリーで触れたようにやり直す家族というテーマで鷲づかみにされてたのは事実なんですけどね)。
というような次第でございますので、繰り返しになりますが(苦笑)、今後、この窓という記号との関係でどういうテーマが絡んでくるか、深読みの可能性大とはいえ、楽しみに観ていきたいと考えております。ということでまだ続く・・・・

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