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August 04, 2008

これも試練なのか・・・すかいらーくをめぐる銀行団と投資会社の関係

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先般もとり上げたすかいらーくさんの件ですが、続報が今朝の日経さんに出てましたね。
投資会社の方々としては結構やりにくい感じになってくるのかもしれませんね。
というか、やりやすいかやりにくいかの問題としてこの問題はみるべきではないのかもしれません。
ある意味では、

日本におけるMBOのアフターフォローの問題と金融機関と投資家の関係はどうあるべきか・・・
という部分のお話なのではないかと。
日本型のMBOという枠組み
を考えていくのかどうかという問題とも関係がある

問題なのかどうかですが・・・。
ろじゃあがちょっと興味があるのが、経営者の位置づけと銀行団の承認についての条項が具体的にどういうものだったのかどうかという部分であります。
実際に、

MBOが支持されるためには彼ら経営陣に対する支持というものがある程度必要
でしょうし、それを前提として資金の出しても考えているところがあったのでしょうから、それはエクイティをだしておられる方々もデットの方々も同じ土俵の上にのっていたのでしょう。
その上での契約条項だったのでしょうから、エクイティの方々とデットの方々の意向というのはそれらを前提で既にガバナンスの部分も含めて枠組みが形成されていたのでしょう。
となると業績の評価の部分でもその力関係?を踏まえてガバナンスの場というのは形成されていたのでしょうから、それを補完する形で対案が出てきたときに、何を優先して考えるべきかという部分についても裸の判断ではないのだろうと思うのです。
その辺が
契約形成過程でどのように商議されていたのかなあ・・・
ということが非常に興味があります。
だからこそMBOなんでしょうからね。
経営陣の代替性というものは通常とは異なる形で評価が既に織り込まれていたのではないかと。
その意味で
サントリーさんの出資条件に横川氏の続投が入っているというのを当初のMBO案件の目指す方向と趣旨との関係でどう考えていくのか・・・これにメインバンクシステムの枠組みをどう掛け合わせて行くのか・・・。
今後出てくるであろう別枠のいろいろな企業再生話を考える上でも、今回の話は検討しておくべきお話が多いように思うのですが。
引き続き勉強させていただきたいと思います。

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