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July 13, 2011

最高裁平成23年7月7日判決と7月8日判決:貸金債権の譲渡と地位の移転・・・これで最高裁すべての小法廷で破棄差し戻し判決が出そろったということでしょうか

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貸金債権の譲渡と地位の移転の関係について、これで類似の案件について最高裁全ての小法廷で判決が出そろったということになるんですかね。
最高裁平成23年7月7日第一小法廷判決(破棄差し戻し判決)

貸金業者が貸金債権を一括して他の貸金業者に譲渡する旨の合意をした場合における,借主と上記債権を譲渡した業者との間の金銭消費貸借取引に係る契約上の地位の移転及び上記取引に係る過払金返還債務の承継の有無
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81486&hanreiKbn=02
全文(pdfファイル)はこちらをクリック
最高裁平成23年7月8日第二小法廷判決(破棄差し戻し判決)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81490&hanreiKbn=02
全文(pdfファイル)はこちらをクリック
ところで、貸金業がらみでの過払い金関係の最高裁判決では第一小法廷、第二小法廷、第三小法廷で類似の事案について短期間にまとめて同趣旨の判決が出る傾向があったことには実務の方々は気がついておられるかもしれません。
今回も下記の第三小法廷判決と併せてそのながれと言えるのかもしれません。
一時期、ろじゃあはこれらの流れを
最高裁のジェットストリームアタック
と表現することは可能かなあ・・・とか考えてみたのですが、

よく考えてみると、本来の

黒い三連星によるジェットストリームアタック
とは趣旨も方向感も違いますし(苦笑)、
そもそも、磯崎さんや47thさんに誤用だと怒られてしまうかもしれませんので(汗)、
まあそう表現するべきものではなかろうと考えていた次第です。

ちなみに本線からずれますが、ろじゃあのブログを読んでくださっている世代がかつて読んでくださっていた世代と変わっておられるかもしれませんのでこの磯崎さんと47thさんとジェットストリームアタックがどのように関係するかは理解不能かもしれません。ご興味のある方は以下のエントリーをご参照ください。
「ジェット・ストリーム・アタック」はworkableか?(ふぉーりん・あとにーの憂鬱)
http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2005/10/workable.html
TBSの例に学ぶ買収防衛策は機能するか?(その2)(Isologue by磯崎哲也事務所)
http://www.tez.com/blog/archives/000556.html
ちなみにお二人のエントリーを拝読しましてろじゃあが当時エントリーしたのが以下のエントリー。
TBSの買収防止策を巡る「ガンダム世代のM&A講座」ってか?(^^;)・・・ジェットストリームアタック異聞
http://rogerlegaldepartment.cocolog-nifty.com/rogerlegal1/2005/10/ma_746c.html
もう6年も前のことなんだなあ・・・と改めて懐かしく思うと同時に、

磯崎さんと47thさんのエントリーに葉玉センセとtoshiさんがコメント付けてたり
と、法務系ブロガー黎明期の方々が「ブログ」で真面目に議論を交わしておられるというのが、またツイッターの世界とは異なる味があると改めて思ってしまった次第です。

本線に戻りますと、もう一つの小法廷判決は第三小法廷判決で、東日本大震災の関係があり、ろじゃあのブログでは言及だけにとどめたのですが、最高裁平成23年3月22日第小法廷判決ですね。
判決要旨とリンク先についてはろじゃあのエントリー
最高裁平成23年03月22日第三小法廷判決:貸金債権の譲渡に伴う契約上の地位の移転について最高裁が当然に地位が移転するとは解せないと初判断(破棄差し戻し)
http://rogerlegaldepartment.cocolog-nifty.com/rogerlegal1/2011/03/230322-1e39.html
をご参照ください。
それで、この3つの各小法廷判決なのですが、

すべて名古屋高裁に破棄差し戻しされる
ことになっているのですね。
このあと、差し戻し審でそれぞれの案件について3つの小法廷の判断を踏まえて、改めて検討がされ然るべき判断がなされることになるのでしょうが、この3つの小法廷の考えを覆すための説得的なカウンターというのは少なくともしんどいものではあるのだろうなと思いつつ、どのような切り口になるのかなあということを考えておりましたら、ついついかつてのジェットストリームアタックに言及したブログのお話を思い出してしまったということだったのでありました。
取り留めのないお話で申し訳ありませんでございます。


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