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December 15, 2011

「十人十色、法務部いろいろ From now on」4:専門書や雑誌はどうしてますか(4)・・・法務部の引っ越し話①

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(1)から(3)で雑誌と情報の話についてお話しましたので、前回の予告通り、少し昔の話を書いてみたいと思います。引っ越しは組織にはつきものですが、その関係でのお話です。

ろじゃあが入社1年たった頃のことだったとおもいます。
法務部は社内の組織上ある本部に属していました。最近では法務本部という本部を作ったうえでその下に法務部とコンプライアンス部と知的財産部をぶる下げる形をとるとか、いろいろな本部ベースで法務が位置づけられる場合もあるようですが、ろじゃなが入社したころはそこまでの枠組みはありませんでした。
それに、投資家との関係の総会関係の法務は総務関係のセクションがある本部に入っていましたので、この辺も企業によっていろいろだろうと思います。
そんな法務部が別の本部に移ることになりました。そうなると問題になってくるのは何処のフロアに移るのかという問題であります。
人事もそうですが、組織改訂の内容というのはいろいろな手配のもんだもありますし、人事異動を伴うこともありますから予め所属セクションの上層部には話が伝わるものでありますが、入社数年のろじゃあはそんなことはわかりませんので、やはりというか当然というかいきなり組織変更に伴うお引越しがやってきたということになります。
ある休み明けの月曜日、朝礼のあとのこと。
「ろじゃあ、ちょっと」
課長が傍らにろじゃあを呼び付けます。
「組織変更で○○本部に移ることになったから引っ越しだ。自分の荷物と、書籍類の運搬と整理頼むぞ」
「はい?引っ越しっすか?」
「そうだ。法務部自体の人員は今のままだが、このフロアから一つ上のフロアに移ることになった。引っ越し業者さんが週末の金曜日までには来るので、どの棚のどの本は移転先のフロアの何処に移すかを明確に所定の指示書に記載したうえで、水曜日までに俺に提出するように。わかったか?」
「はい、了解です。水曜日までっすね。」
こういう指示を出すときは、ろじゃあの上司の課長は自分のそばに呼んでまわりに聞こえるように指示を出すようにしていました。まだ一年目の新人ですからねえ・・・まあ、机の上で契約書のチェックをしていたり専門書を読んで対応していたりすることが多いですから、

あいつは仕事してるのか?
という目で見られることも多く、
このような力仕事系?については、お前が動かないで誰が動くんだ・・・
ということで、周りにも寄与しているという外形が認識されるように対応していてくれたところがあります。
それにしても、いきなりというのは正直参りました。
というのは、

そのとき、週明けの午前中までということで契約書のチェックの依頼があったことと、翌日にはある提携先との新規事業の関係で午後に会議が入っていたのですね。
はっきりいって結構忙しいタイミングでした。
それに加えて、実際に引っ越しが初めてだったこともあり、どこから手を付けてよいのやら・・・というところもあり。
席に戻って、どないしようか・・・まずは契約書の件を仕上げてからだなあと思うのですが気になって作業がはかどりません。
トイレに席を立ち、自動販売機で缶コーヒーを買ったうえで、法務相談室で引っ越しの算段を少し考えることにしました。というのは、法務相談室に、スチールの本棚で二本分の書籍がありましたし、通路に面した法務部の本棚だけでも前面が移動式担っている二列式のロッカー兼本棚が5列分あったのですね。
この後方の本棚のところには各種法律関係の専門書と法律系雑誌がぎっしりとありましたし、前面のロッカーには各種社内向けの法務部からの通知文のファイルやら弁護士会議関係のファイが入っています。
これらがまずどのぐらいの分量で、引っ越し業者さん所定の段ボールで何箱ぐらいになるかから考えなければいけません。
しかも、移動先のフロアにこの二列式のロッカー兼本棚が確保できるかどうか・・・これ、床にくくりつけの方式になってたんですよね(汗)。それで、大体の分量考える前に、まず移動先のフロア確認してこないとなあということで、そちらを確認しに行くことにしました。
そこには同じロッカーがあることにはありました。
しかし、同じ分だけ法務部がそれを利用できない可能性が出てきてしまったのです。
そこの本部で従来通り仕事をするセクションの分でロッカーのかなりの部分が占有されていたからです。
「何処にあの本を入れるんだよ」
ろじゃあは暗澹たる気分になってきたのであります。
さっそく課長のところに戻って事の次第を話しますと、
「先方の担当者と交渉すればいいじゃないか。おれたちは、専門書や専門雑誌を日常的に使ってるんだ。自分の席の近くに置くことができなければ仕事にならないものがほとんどだろ?なんとかしろよ。」
「いや、なんとかしろと言われましても・・・」と言い淀んでいると、
「あそこの本部だって出てくセクションはあるんだから、それも含めてスペースを空けてもらえばいいだろう。」
「えっと、その話はいま初めてきいたんすが・・・」
「あれ?そうだっけか?まあ、とにかくちょっと相談してきてくれよ」
ホントにあさってまでに作業終わるんかなあ・・・時計を見ながらろじゃあは法務部の移動先のフロアにもどったのでありました。
(つづく)

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