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March 13, 2015

旅券法による旅券の没収?:旅券法第19条1項5号による「返納」ですかね、問題になり得るとすれば(・。・)

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まあ、あんまり政治のお話とかからは距離置いといた方にこしたことはないのだけれど。
これはちょっとさすがにびっくりした。
旅券法の話なんかね。
「旅券没収ならクリミア移住」=訪問強行の鳩山氏(時事 2015/03/12-23:09)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015031201026
「没収」とあるんだけれども、おいらあまり旅券法詳しくなくて、関係あるとすると旅券法の第19条の規定による「返納」のところが関係してくるんだろうかね?
と思ってたら、こちらにはやはり同条の規定への言及がありましたな。

鳩山元首相の旅券返納は無理? クリミア強行訪問し放言&妄言連発(産経2015.3.13 11:51更新 )
http://www.sankei.com/politics/news/150313/plt1503130012-n3.html

旅券法第十九条五には「渡航先における滞在が(中略)日本国民の一般的な信用又は利益を著しく害している」場合には、旅券(パスポート)返納を命じることができるとある。外務省旅券課の担当者に「鳩山氏の旅券を取り上げられないのか?」と尋ねると-。
 「今はそういう(=旅券返納を命じる)状況には至っていない。現地の日本人の信用が貶められ、その結果、石を投げられるなどの状況になれば別かもしれないが…」
実際の条文については

こちらですな。
旅券法第19条1項5号っすね。

(返納)
第十九条  外務大臣又は領事官は、次に掲げる場合において、旅券を返納させる必要があると認めるときは、旅券の名義人に対して、期限を付けて、旅券の返納を命ずることができる。
一  一般旅券の名義人が第十三条第一項各号のいずれかに該当する者であることが、当該一般旅券の交付の後に判明した場合
二  一般旅券の名義人が、当該一般旅券の交付の後に、第十三条第一項各号のいずれかに該当するに至つた場合
三  錯誤に基づき、又は過失により旅券の発給、渡航先の追加又は査証欄の増補をした場合
四  旅券の名義人の生命、身体又は財産の保護のために渡航を中止させる必要があると認められる場合
五  一般旅券の名義人の渡航先における滞在が当該渡航先における日本国民の一般的な信用又は利益を著しく害しているためその渡航を中止させて帰国させる必要があると認められる場合
外務省の旅券課の担当者の方も、本件のような話を取材で聞かれても、そりゃ答えにくいところもあるだろうなあと思いつつ。

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