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March 02, 2015

AURAK~魔竜院光牙最後の闘い~ :娘が何か長編アニメの映画が見たいというのでこんなのを取り出してみた

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一番上の娘が少し時間に余裕が出てきたというので

何か面白いアニメの映画ない?
とのリクエストを寄越してきた。
まあ、そんなことならと、こんなのどうや?
とろじゃあのライブラリーから取り出したのがこれ。
まあ、ろじゃあの読者の方々には御存知の方は多くないかもなあ。
原作は田中ロミオさんという方でタイトルも映画と同じラノベですね。
AURA~魔竜院光牙最後の闘い~~(初回限定版)(田中ロミオ・ストーリー監修/星野倖 一郎描き下ろしコミック「AURA another episodes」(仮題)他掲載ブックレット・サントラCD同梱 [Blu-ray]


まあ、なんでろじゃあがこの作品が好きかといえば、
世の中が狭量で生きにくいよなあ
と思う中学生から高校生ぐらいの心情をどのように大人として受け止めるべきなのかということをろじゃあが考えたいなあと思っていたときにちょうど出くわした原作にいたく感銘を受けたからなのであります。
どんな話か、についてはアマゾンさんでの内容紹介を見てみましょう。
ウェルカム、妄想戦士!?
その日。宿題を忘れた俺は、夜半に忍び込んだ学校で彼女と出会った。
教室に向かう階段の踊り場。冷たい月の光のスポットライトを浴び、闇を見据えている少女。美しい――。
そこには、人を惹き付けるオーラを放つ青の魔女がいた。……いや待て、冗談じゃない。妄想はやめた。
俺は高校デビューに成功したんだ! そのはずだったのに、この妄想女はッ! 「情報体の干渉は、プロテクトを持たない現象界人には防ぐことはできない」「何いってんだかわかんねーよ」実はだいたい理解できていた。
田中ロミオ、学園ラブコメに挑む――!?
こう書いてあるんですけど、この紹介文最低な紹介の仕方です(苦笑)。内容的には
ものすごく良質な、いじめの構造を取り扱った個性的な子どもたちの自立と救済の物語であり、良質な少女マンガのよい要素を備えた恋愛小説
でもあります。
リリカルで傷つきやすい彼女たち彼らたちの思い込みと思い入れと残酷さと脆弱さ、何かに対する希求の心と。
大人が分かってくれない、同い年の奴らも分かってくれない、ではどうしたらいいのかーーー
この本を読んでも作品を見てもどちらでもいいですから、そのあとでぜひ夏コミ、冬コミと呼ばれるコミケの会場に足を運んでみるといいと思います。彼らはなぜにあの場所に惹かれるのか、あそこでやり取りされる作品群の生成過程にいろいろな形でコミットするのか。見方が変わるように思うんですけどね。
そして、原作の方の小説のほうのお話なんですが、

この田中ロミオさんのこの作品のプロット自体はものすごく好きなんですね。
実際に登場人物たちを登場させてこの学園ものを書く時に、今生きている若い人たちの将来を考えて、現実に目をやってどうしたら彼ら自身が自分たちを幸せにできるんだろうか、目標をどのように考えていけばいいんだろうかというものを彼らの立場に立って、寄り添いながら考えていこうとする姿勢というものがものすごく大事なようにおもうんですけど。
この田中ロミオさんという作者は 作品の中に常にこの視点を意識して作品を書いているように思うんですよね。
私が本作品に入れ込んだのは、そういう若者に対する視線が色々な所に感じられるからだろうと思っているんです。
ですから、私のブログの読者の方々のなかにも自分のお子様のことを考える機会があったり、あるいは子どもたちをを相手にする仕事されている方々もたくさんいると思うのですが、この作者の目線というものを この作品を読んだり 映画版を 見たりすることで感じ取っていただけるといろいろと参考になるのではないかと紹介した次第です。
この作品のクライマックスでヒロインは自分の今後の行く先を考えて、校舎の屋上に巨大な構造物を構築します。 構築物を構築していく中で彼女はどのように考えていたのか、なぜそのような物を作らなければならなかったのか。主人公自体は彼女が求めていた「その先」というものについて理解できるバックグラウンドをもっていました。
私たちも成長する過程で、このまま生きていても仕方ない 感じることが一度うや二度は必ず人生の中であったように思うんです。
今の若い人たちというのは、

私たちが子供の頃と比べてはるかに閉塞感というものを感じている
ように思います。
この閉塞感からどのように自分自身を脱出させるのか・・・簡単な手段として、「その先の世界」に行ってしまうということを選択させてはいけないのだ・・・そういう熱い思いというものがこの作品からは伝わってくると思います
自らの命を簡単に消去するような選択を若い人たちに選択させるような環境にさせない、そのような社会にしない
ためにも、大人がどういうことを考えていかなきゃいけないのかということを私たちに考えさせる力を 映画化された岸誠二監督による作品は与えてくれるように思います。
私たちのような大人が、アニメを見るのは恥ずかしいという方もいるかもしれません。しかしながら、それにもかかわらず、 この作品は自分の奥さんと一緒に見てみる価値があるように思いますし、御自分のお子様とごらんになる価値がとにかくある作品であるようにろじゃあは思うのであります。
とにかくクライマックスでの主人公のかつての姿を再び纏う決意をした後の見参の勇士。
娘は映画のほうのこの場面で思わず身を乗り出しておりました。
そうですよ、若者はこうでなきゃいかんのではないか?というところで
親子ともども快哉を叫んで
おりました・笑。
こういうコミュニケーションの取り方、
子どもの将来に対する漠然とした不安に寄り添うアプローチ
といのもあり得るのでありますよ。
そのためには子どもたちのことを知る姿勢と勇気も必要なのでありますよ。
どうせ観るならどうせ読むなら得るものの多い作品を。ろじゃあからの熱いお勧めであります。
なお、下に掲げてあります、
「灼熱の小早川さん」
という作品も同様の趣旨でお勧めであります。
ちょっとアプローチが異なるのではありますが。

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